電子申請あれこれ(1)

弊社のホームページを見ていただいている方は、助成金を紹介する頁で時々「e-Radによる申請が必要です」という文章が表れることにお気付きかもしれません。

「e-Rad」とは正式名称を府省共通研究開発管理システムという、いわゆる電子申請システムです。「府省共通」となっている通り、申請先が経済産業省でも文部科学省でも内閣府でもインターネット経由で同じ手順で申請ができるというシステムとして構築されました。

一見すると、「研究機関登録」や「研究者番号登録」を行うこのシステムは大学や公的研究機関向けのシステムで一般企業である自分とは関係ないと思われるかもしれません。

確かに昔は政府機関への電子申請システムと言えば大学の研究室でもなければ関係のないものでしたが、色々な事情から広く共通化されて「e-Rad」として統合され、中小企業向けの助成金申請であってもこのシステムからでないと申請が受け付けられないものもあるという状況となってきました。

つまり、法人として登記されているのであれば、極端な場合街のレストランでも、研究開発を行いたいテーマがあってe-RAD経由で助成金を申請したい場合は、「研究機関」として登録し、申請書に記載する“研究員”の「研究者番号」を発行して貰うことが可能です(現にコンサルタントが本業の私もあるルートから研究者番号を頂いています)。

なので、どんなに小さな会社でも、新製品の開発のための助成金が欲しいという状況があれば、すぐに研究機関登録の手続きをされておいて損はありません(もちろん費用は一切かかりません)。

このe-Radがどのようにできてきたのか、使い勝手はどうかなど、e-Rad経由で申請する場合に知っておいた方が良いいくつかのポイントについては、次回以降お伝えします。(つづく)