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今年度、省エネ2次は広範囲をターゲットに

2011/08/29

今年度第2回目の「省エネルギー革新技術開発事業」の公募が始まりました。1回目は3月11日の大震災の直後、4月の公募であったため、副題(?)に「電力需給緊急対策」がつき、省エネルギーの分野の中で電力消費量の削減にターゲットを絞った公募でした。

今回は通常通り広い分野での省エネルギー対策を募集しています。

「広い分野」といってもピンと来ないかもしれませんので、平成22年度の採択事業をのぞいてみると、たとえば次のような研究開発テーマが並んでいます。

  • 走行中の自動車への非接触給電システム
  • 革新的高効率冷熱技術
  • 車載用高効率ヒートポンプ、etc.
提案のなかでは「○○年にはこの技術で原油換算○○kLのエネルギーを削減できる」と謳うことが条件なので、省エネ技術でないと採択されません。

省エネルギーに関連するお仕事をされている方は対象となる研究材料がないか、是非ご検討ください。


――といつもはこれで終わりますが、「うちの仕事は関係ないなぁ」と思われたあなたも、もしかしたら関係あるかもしれないというお話をさせて頂きます。少し長くなるかもしれませんが今回だけご容赦ください。

たとえば、『ねじ』の生産をされている会社の場合、今回の省エネルギーの研究開発は全く関係ないでしょうか?ねじというのは既に国際的に標準化されて出回っている製品であり、技術開発の要素は残っていないと思われるかもしれません。

しかし、取引先の中には自動車部品メーカーや航空機関連メーカーなどのエネルギーにかかわりの深い企業が何社かあるでしょう。


さらに、自動車や航空機の省エネに興味を持ち、自社の技術を製品化したいと考えておられる取引先もあるかもしれません。


そこで、そういったところに今回の「省エネルギー革新技術開発事業」の公募要領をお届けすれば、喜んでいただけるのではないでしょうか?場合によっては「航空機軽量化のための新素材を固定するチタン合金ボルトの改良を手伝ってほしい(このテーマは平成20年度の助成金に実際に採択されたものです)」などというお誘いがあることも考えられます。


まあそこまでうまくいかなくとも、このメルマガをきっかけとして、関心がありそうなお客様に助成金情報をお届け頂き、もし喜んで頂けるのであれば望外の喜びです。

本記事は2011/08/29時点での情報です。状況は刻々と変化しますので、必ずその時点での最新情報をご確認ください。

季節の俳句

心頭の蝉みんみんといさぎよし (川端 茅舎)

朝が涼しくなってきたので、週末家人と早朝の公園に久々の散歩にいったのですが、びっくりするほどの数の蝉が鳴いていました。「確かみんみん蝉の句があったうような…」と帰宅後確認すると、茅舎が「いさぎよし」と言い切っており、なるほどと納得しました。もうすぐ夏も終わるようです。