令和元年度補正予算・令和2年度予算のポイント

2019年12月20日に、令和元年度補正予算および令和2年度当初予算が閣議決定されました。
本ページでは、その中から中小企業のみなさまに使いやすい事業をピックアップしてご紹介いたします。
記載の情報は、現在公開されている情報に基づいており、新しい情報が出ましたら随時更新してまいります。

事業承継・再編・創業等による新陳代謝の促進

事業承継・世代交代集中支援事業

事業承継補助金(R1年補正・補助金PR資料より)

事業承継・M&Aをきっかけに、新しいチャレンジを行う事業者の設備投資等を支援。
  1. ベンチャー型事業承継・生産性向上枠 上限:未定 補助率:2/3
  2. 原則枠 上限:未定 補助率:1/2
※新規事業への参入や業態転換などを行う、一定の生産性向上が見込まれる、など優先採択あり。
※経営資源の廃業等を行うための費用も補助。

承継トライアル補助金(R1年補正・補助金PR資料より)

第三者承継を促進するため、後継者不在の中小企業が、外部から後継者候補を試行的に雇用する際に、後継者育成に係る費用を支援。

生産性向上・デジタル化・働き方改革

ものづくり・商業・サービス生産性向上促進事業(R1年補正・前回公募資料より)

中小企業・小規模事業者等が行う革新的なサービス開発・試作品開発・生産プロセスの改善に必要な設備投資等を支援。
【以下、前回の公募内容】
  1. 一般型:革新的なサービス開発・試作品開発・生産プロセスの改善に必要な設備投資等
    上限:1,000万円 補助率:1/2
  2. 小規模型:小規模な額で行う革新的なサービス開発・試作品開発・生産プロセスの改善
    上限:500万円 補助率:小規模事業者:2/3 その他:1/2
補助率や上限額の優遇措置があります。
  • 専門家を活用する場合、補助上限額が30万円アップ
  • 先端設備等導入計画の認定又は経営革新計画の承認を取得し、一定の条件を満たせば補助率は2/3
本事業では「認定支援機関」との連携が必要です。

IT導入補助金(R1年補正・前回公募資料より)

中小企業・小規模事業者等の生産性向上を実現するため、バックオフィス業務の効率化や新たな顧客獲得等の付加価値向上(売上向上)のためのITツールの導入を支援。
【以下、前回の公募内容】
  • A類型 上限:150万円 補助率:1/2
  • B類型 上限:450万円 補助率:1/2
※A類型は指定されたソフトウェアから計3つ以上、B類型は同5つ以上のプロセスを含むことが要件
※IT導入支援事業者が、ITツールの説明、申請・導入・運用方法等をサポートします。

小規模事業者持続化補助金(R1年補正・前回公募資料より)

小規模事業者が商工会や商工会議所と一体となって行う販路開拓などへの支援。
【以下、前回の公募内容】
上限:50万円 補助率:2/3
※条件により上乗せ有り。
  1. 市区町村による創業支援等事業の支援を受けた事業者、または市区町村の推薦を受けて当該市区町村の地域再生計画等に沿う買い物弱者対策等の事業を行う事業者の場合、上限額は100万円(複数選択不可)
  2. 同一または異なる商工会地区内の複数の小規模事業者による共同事業の場合、上限額は、「1事業者当たりの補助上限額」×連携小規模事業者数(ただし上限額は500万円)
上記1.と2.の併用可能(ただし上限額は500万円)

ものづくり・商業・サービス高度連携促進事業(R2年当初予算・補助金PR資料より)

複数の中小企業等が行う、革新的なサービス開発・試作品開発・生産プロセスの改善に必要な設備投資等を支援。
  1. 企業間連携型:事業者間でデータを共有・活用することで生産性を高めるプロジェクトおよび地域経済牽引事業計画の承認を受けて連携して行う事業。上限5者。
    • 上限:2,000万円
    • 補助率:中小:1/2 小規模:2/3
  2. サプライチェーン効率化型:幹事企業・団体等(大企業含む)が主導し、中小企業等が共通システムを面的に導入し、データ共有・活用によってサプライチェーン全体を効率化する取組み。上限10者。
    • 上限:1,000万円
    • 補助率:中小:1/2 小規模:2/3

地域の稼ぐ力の強化・インバウンドの拡大

戦略的基盤技術高度化支援事業(サポイン事業)[更新](R2年当初予算)

中小ものづくり企業が、大学・公設試等と連携して行う研究開発、試作品開発、販路開拓等を支援
上限:4,500万円/年度/3年間の合計:9,750万円) 補助率:2/3(大学・公設試等の場合は定額)
※100件程度採択予定
公募予定:2020年1月下旬~4月下旬

戦略的基盤技術高度化・連携支援事業(サビサポ事業)(R2年当初予算・補助金PR資料より)

中小企業が、AI/ IoT関連の異分野企業等と連携して行う、革新的なサービスモデル開発等を支援
上限:3,000万円 補助率:1/2(AI、ブロックチェーン等の先端技術活用の場合は2/3)

地域・企業共生型ビジネス導入・創業促進事業(R2年当初予算・補助金PR資料より)

中小企業等(大企業との連携を含む)が 、単体または連携して、複数地域から抽出して束ねられた課題解決の取組みや、 付加価値を向上させる取組みを支援
上限:未定 補助率:2/3

JAPANブランド育成支援等事業(R2年当初予算・補助金PR資料より)

中小企業者等が行う、市場ニーズに対応した新商品・サービス開発やブランディング等の取組みを支援
  1. 海外・全国展開型:海外展開や全国展開、インバウンド需要の獲得に関する取組み(新商品・サービス開発やブランディング等)
    上限:500万円 補助率:1/2~2/3
    ※複数者による共同申請の場合は上限2,000万円
  2. 支援事業型:民間支援事業者や地域の支援機関等が、複数の中小企業者に対して行う海外展開や全国展開、インバウンド需要の獲得に関する支援(調査研究や新商品・サービス開発の支援、効率的なツールの提供等)への補助
    上限:2,000万円 補助率:2/3

経営の下支え、事業環境の整備

商店街活性化・観光消費創出事業(R2年当初予算・補助金PR資料より)

地域と連携して魅力的な商業・サービス業の環境整備等を行い、インバウンドや観光といった新たな需要を効果的に取り込む商店街の取組を支援
  1. インバウンド・観光需要を取り込む環境整備に必要な取組 補助率:2/3
  2. インバウンド・観光需要を取り込むイベント等の取組 補助率:2/3
  3. 専門家派遣事業 補助率:10/10(定額)
上限額は上記3種合わせて2億円