自分で補助金申請書を書く方法

いざ、補助金の申請書を書こうと募集要領を手にすると、その分量に辟易してしまうこともしばしば。

ここでは、補助金申請の流れを解説しつつ、競争型補助金の採択をご自身で勝ちとる申請書を書きあげるためのポイントを解説します。
尚、時系列に記載していますが、本ページを参考に申請書を作成される場合には、一度ページ全体を読み、流れを確認してから、ひとつひとつにご対応いただくことをお勧めします。

前準備

その1:資料をそろえる

まずは公募サイトから公募要領、申請に使用する書式などを一式ダウンロードしましょう。
その際に、再度スケジュールのチェックをすることもお忘れなく。申請書提出前に「相談するように」「申請書の提出日を予め予約するように」「●●の認可をとるように」など、細かな日程の指示がある場合もあります。

その2:事業のストーリーを描く

あなたは補助金を使ってどんな事業に取り組みたいのでしょう?「イメージは頭にあるさ!」とおっしゃる方がほとんどだと思いますが、今一度、それをテキストに書き出してください。何より、申請書は書いて伝えなくてはいけないので!
うまく文章にできないなあ、という方は下のリンク先の「事業ストーリーまとめ」の穴埋めシートを使ってみると良いかもしれません。
事業ストーリーまとめシート:パソコン入力用 / プリントアウト用

その3:チェックリストを確認する

ストーリーを描けたら、次にすべきはチェックリストの確認です。
「チェックリスト」とは、公募要領の本文の中では「提出書類」などと書かれた項目、または最終ページ近くに記載されている「提出書類チェックシート」等に記載された、申請書提出時添付する資料などの説明書きです。

補助金によっては、納税証明書など入手に時間がかかるものもありますし、他者と共同申請する場合などは、指定の資料を用意していただかなくてはいけないため、まずは必要な書類を確認し、余裕をもって準備にとりかかりましょう。

その4:提出方法の確認

電子申請の場合は、事前のアカウントの取得が必要であったり、データの登録に意外と時間がかかることがあります。
また、郵送の場合は、提出用のデータや紙の書類の形式や提出方法が事細かに決まっていますので、指示通りに整えなくてはいけません。
そのため、申請書類の内容が出来上がってから提出準備にかかる作業時間も余裕をもってみておきましょう。

しっかりと「伝える」書き方

事前準備が終わったら、いよいよ申請書の本文に取り掛かります。
補助金の審査員は必ずしもあなたの事業分野に精通しているわけではありません。
その審査員に「伝える」ためのポイントを解説しましょう。

提出書類をそろえる

必要書類の準備、確認

前準備でも確認しましたが、再度チェックリストを確認しましょう。

採択が有利になる条件

補助金によっては「加点対象となる」「優先的に採択する」と明記したうえで、いくつかの条件が示されている場合があります。
自社の事業に当てはまるものがある場合は積極的に活用しましょう。
多くの補助金で加点対象となっているのは「経営革新計画」です。
「経営革新計画」に関して詳しくはこちら≫5分でわかる「経営革新計画」

提出する

提出方法は多岐にわたり、紙で提出する場合はクリップの位置まで決まっていますので、公募要領をしっかりチェックしましょう。

では、いくつか具体例を見てみましょう。

電子申請で受付

電子申請とは、所定の登録サイトを使って申請するスタイルです。
直接フォーマットに書き込むもの、作成したファイルをアップロードするものなど、登録サイトや補助金によって異なります。
補助金で使われる電子申請いろいろ ※いずれも無料で使用できます。

e-Rad(イー・ラド)

「e-Rad ~府省共通研究開発管理システム~」(以下、e-Rad) は、競争的資金制度を中心として研究開発管理にかかる一連のプロセス【応募受付→審査→採択→採択課題管理→成果報告等】をオンライン化する府省横断的なシステムです。政府の研究開発を伴う補助金の一部では、応募の際に「e-Rad」アカウントの取得が必須となります。

GビズIDプライム

GビズプライムIDは1つのアカウントで複数の行政サービスを利用することのできる認証システムサービスです。いくつかの補助金申請サイトでは、このIDの取得が必須となります。
公式サイト:GビズIDプライムアカウント

Jグランツ

経済産業省の行う補助金の各種申請・届出ができる電子申請システムです。ただし、現在は一部の補助金にのみ対応しています。このシステムを使用するには、上記GビズプライムIDの取得が必要です。
公式サイト:Jグランツ

郵送で提出

ペーパーレスになりつつありますが、郵送での提出もまだまだ見られます。
郵送では、とりまとめ方が、書類の順序、パンチやクリップの位置(ホチキスはNGの場合が多い)、ページ番号のつけ方などの注意事項があります。
また、郵送の場合、書類を格納した「電子媒体」が要求されることもあります。
ここでも、ファイル名のつけ方、ファイル形式など細かな決まりがあります。

「前準備」の項目にも記載しましたが、これらの提出方法を予め確認しておくと、提出の際に慌てて書類の体裁を整えずに済みます。

補助金申請では、電子申請と郵送、これらどちらかの方法を使用する、または両方を組み合わせて使用する場合がありますので、申請書作成の前後に確認することをお勧めします。

どうしてもご自身での申請書作成が難しい、という場合は…


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