電子申請 - 研究開発系補助金のスペシャリスト アライブ ビジネス

電子申請

電子申請とは

補助金において、電子申請とは、事務局との書類の授受を電子データを用いてインターネットで行うこと
を指します。電子申請は、補助金の様々な過程で活用されるため、補助事業によってはユーザーアカウント
の登録が前提とされる場合もあります。
アカウント発行には日数がかかるため、申請する事業に必要な電子申請システムを確認し、
早めに登録手続きを済ませておくことをおすすめします。
システム e-Rad jGrants
管轄・運営 内閣府 デジタル庁
主な対象
補助事業
AMED、NEDOの
各種補助事業
ものづくり補助金、事業再構築補助金、
IT導入補助金他、各種補助事業
事前登録手続 研究機関登録 g BizID登録
e-Rad詳細
jGrants詳細

e-Rad[府省共通研究開発システム]

e-Rad(イーラド)は、競争的資金制度を中心として、研究開発管理に係る応募受付から成果報告等までの
一連のプロセスをオンライン化する府省横断的なシステムです。
申請予定の有無に関わらず申し込みでき、「研究機関」とその機関に所属する「研究者」として登録しま
す。「研究機関」には法人であれば民間企業、一般社団法人、NPOでも登録可能です。また、これら「研
究機関」に直接勤務していなくても「研究者」として登録できます。

jGrants

jGrants(ジェイ・グランツ)は、省庁や自治体に対してデジタル庁が提供している、補助金の各種申請・
届出をオンライン化する「電子申請システム」です。現在利用する省庁や自治体が増加中ですが、経済産
業省はすでに多くの補助金の申請をjGrantsから行っており、申請だけでなく採択後の各種報告、補助
金の請求等、一連の手続きを行うことができます。
jGrantsから補助金申請を行うためには、「gBizIDプライム」というアカウント取得が必要です。

gBizID

gBizID(ジービズ・アイディー)は、複数の省庁が利用している法人・個人事業主向け共通認証システム
です。gBizIDのアカウントは、gBizIDとつながる行政手続きの申請ができ、補助金の申請有無に関わら
ず取得可能です。
アカウントには、プライム、メンバー、エントリーの3種類があり、行政手続により必要なアカウントの種
類が異なります。前述の「jGrants」からの補助金申請に必要なアカウントは「gBizIDプライム」であり、
事前の書類申請(押印済み申請書と印鑑証明書の郵送提出)が必要で、アカウント発行に時間を要します。