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中小にもチャンス広がる「ナノテク・先端部材実用化開発」
2010/06/23
今回のご紹介はNEDOの超大型事業の一つ、 「ナノテク・先端部材実用化開発」 です。
ステージⅠとステージⅡに分かれていて、ステージⅠでも助成率100%、上限額年間7000万円、ステージⅡでは助成率2/3で年間上限2億円。
もしステージⅠからステージⅡまで継続して採択され、助成期間上限の5年間支援を受けた場合の総額は、最高7億4000万円となります。
詳しくはこちら・・・ナノテク・先端部材実用化開発
経済産業省としても日本の国際競争力育成事業の目玉の一つと思いますが、実は例年2回ずつ公募があったこの事業を、このお便りではあまり積極的にご紹介してきませんでした。
というのもこれまでの採択企業がデンソー、凸版印刷、ブリジストン、日産といった最先端の技術開発力を持つ、日本を代表する大企業ばかりで、いわゆる中小企業では採択が難しかったからです。
ただし、昨年度の第2回公募から少し様子が変わってきました。並み居る大企業に混じって中小企業も採択され始めたのです。例えばヤマナカヒューテック株式会社(資本金 7470万円従業員数 47名) 、株式会社カンタム14 (資本金 3,075万円、従業員7名―農工大発ベンチャー)などがステージⅠとして採択されています。
といっても「世界に通じる先端技術と言われてもなかなか、、、」と思われるかもしれません。でも、もしお知り合いに自社技術に自信をお持ちがおられたらこのメールを転送してあげて下さい。
本記事は2010/06/23時点での情報です。状況は刻々と変化しますので、必ずその時点での最新情報をご確認ください。
季節の俳句
葉桜の 中の無数の空さわぐ (篠原 梵)
自転車通勤なので桜並木の下を走る機会が多く、共感する句です。葉桜からこぼれる光をかいくぐり、「空さわぐ」とは「心弾む」と同義でしょうか。
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