今年度限定?!イノベーション推進事業第2次の第二期 - 研究開発系補助金のスペシャリスト アライブ ビジネス

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今年度限定?!イノベーション推進事業第2次の第二期

2009/08/25

毎年12月(第1次)と6月(第2次)の2回公募されるイノベーション推進事業が、「第2次の第二期」として8月14日から追加公募されています。締切は9月7日で、公募期間そのものがほぼ3週間という短期間です。

6月の第2次公募の案内で「予算が余れば8月頃に追加公募を行う」との予告はあったのですが、評価レベルが結構高いので、これから準備開始という方は大変かもしれません。逆に時間の都合でこちらに狙いを定めていた方には競争相手が少なくて返って有利かもしれません。

今回の追加公募も「試作開発助成」の特別予算と同様、衆院解散前の自民党による、今年度だけの追加枠かと思いますが、世論調査の結果では期待した効果は出ていないようです。

はたして政権交代となるのか?・・・・皆さん週末は投票に行きましょう。
さて、前回イノベーション推進事業をご紹介した際に、応募する上でのポイントをお知らせしましたが、年のため再掲します。

①新規性が重要 

タイトルに「イノベーション」とあるのは伊達ではありません。予算が高額なこともあり、今までにないアイデアによる、革新的な技術であることを、既存の製品等との比較等によりわかりやすく強調する文章表現力が非常に重要です。
②開発からエンドユーザーまでの配役 

新しいものを開発することが出発点なので開発メンバーが十分な実績を持っていることをアピールすることも重要です。また学術的な裏付けをして頂く研究者やその製品・サービスの最終需要家として、その事業分野で広く知られている方に専門家として参画して頂くことも重要なポイントです。

③事業化への道筋

最終目的地は新事業分野の開拓なので、「こんなに素晴らしいものができます」だけではなく、客観的裏付けのあるターゲットとする市場規模予測・販売計画や販売価格の設定、またエンドユーザーに製品やサービスを届けるための販売ルート・手段まで、リアリティーのある事業プランが求められます。


本記事は2009/08/25時点での情報です。状況は刻々と変化しますので、必ずその時点での最新情報をご確認ください。

季節の俳句

土に鳴く ものとわれとの 夜の月 (野見山朱鷺)

夜中に目覚めて聞く虫の音との一体感。草むらから天の月に視界が動く中で、夜の静寂を感じます。