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実施期間が短くなる今年のNEDO事業

2010/04/13

昨年までは前年の12月末に公募されていたNEDOの大型助成事業が5ヵ月遅れで公募されています。
「イノベーション推進事業(実用化)」
前回、「公募開始が遅れると採択企業された企業は苦労が増える」と書きましたが、その理由は、、、
政府の法律に基いているこれらの事業は、助成期間の開始時期に関わらずその年度の終了期間は翌年の3月と決められているためです。

例年のように12月末の公募締め切りの場合、翌年の3月までに採択企業が決まり、NEDOなどの事業実施機関との契約締結がなされて4月から翌年3月までの1年間でその年の清算を行うのですが、例えば今回の場合は採択が7月以降とされていますから、おそらく助成期間の始まりは9月頃かと思います。従って、助成期間は7カ月しかありません。
助成事業では助成期間中でないと発注や労務費の発生が助成金の対象にしてもらえないので、同じ予算を半分近い期間で使い切らないといけないため、多くの場合年末や年度末に発注-検収-支払業務等が集中しててしまい、開発担当者や経理部門にかなりの負担が発生します。

これを避けるためには採択結果が出る8月ごろまでに先行して設計等の準備をしないといけませんが、その分の労務費は不採択となるリスクを背負いながら自社で負担いなければなりません。

とはいっても返さなくてよい何千万円もの助成金は魅力的です。応募される方はできるだけ効率的に開発とそれに伴う発注・支払管理を進めるため方策を準備してください。

本記事は2010/04/13時点での情報です。状況は刻々と変化しますので、必ずその時点での最新情報をご確認ください。

季節の俳句

空をゆく ひとかたまりの 花吹雪(高野 素十)

西行の言うとおり、さくらは終わり際まで胸騒ぎのもとになります。。。

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