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第三次補正予算の助成金

2011/11/28

今回は国会を通過した第3次補正予算に含まれている、一連の経済産業省の助成事業の概要をお伝えします。

これらの助成事業の詳細は、公募の形で12月以降続々と公開されるようなので、今回はどのような事業があるのかについて俯瞰することにします。

まず、経産省としての総予算は1兆6,526億円ですが、このうち約半分の8,624億円は「A. 被災地の復興に向けた支援」に充てられ、そのほとんどが企業金融対策となっているため、助成金を主題としているこの場では割愛します。

助成金事業としては

B. 産業空洞化の回避・新たな成長への実現のために5,386億円
C. エネルギー対策の意推進に2,840億円

というボリュームで予算化されています。

Bについては原発事故でも大きな被害を福島県に絞った1,700億円の支援策を含む「企業等の国内立地の促進」への5,000億円が中心となります。福島分を除く3,300億円は、『国内立地』というわかり難い言葉が使われていますが、経産省の説明によると「全国の企業に対するサプライチェーン復興のための設備費と考えてよい」とのことでした。中小企業には助成率:1/2から2/3の助成金として支援が行われるとのことです。

またBには

  • インフラやシステムの海外への輸出を促進するための助成金
  • IT技術と他の先端技術との融合による新産業創出のための助成金
含まれています。

次にCについては目玉として「電力需給対策費」(2,324億円)があります。いわゆる「節電エコ補助金」と言われるもので、自家発電設備やエネルギー管理システムの導入が対象となります。

この中には、既存建築物へのLED等の高効率照明や省エネ空調の設置への半額負担(大企業は1/3)や、一般家庭向けの太陽光発電システム設置支援(4.8万円/kw)の復活や、エネファーム導入への半額補助も含まれており、これらを供給する側の企業にも大きなチャンスです。

以上の内容は経産省のホームページで公開されているので、もう少し詳しい情報が欲しいかたはこちらをご覧ください。
矢印 経済産業省『平成23年度経済産業省関連第三次補正予算の概要』

12月に入って以上の助成事業が逐次公募されるそうなので、おいしいところを見繕ってこのメルマガでお知らせします。乞うご期待。

本記事は2011/11/28時点での情報です。状況は刻々と変化しますので、必ずその時点での最新情報をご確認ください。

季節の俳句

マフラーを巻いてやる 少し絞めてやる(柴田 佐知子)

たまにはこういう句もほのぼのとして良いものです。「いとしいながらも小憎らしい亭主」といったところでしょうが、なんだか居間から流れる灯油ストーブと昭和のにおいがします。

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