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計画認定型三事業の総決算
2011/12/20
数ある助成事業の中にはいくつか、事前に所轄する主務大臣から事業計画を認定してもらい、その認定をもらった企業を対象として助成金事業を公募する「計画認定型」助成事業というのがあります。
12月12日に締め切られた「サポイン」などもその形態なのですが、今回の第3次補正予算のような緊急景気対策の性格を持った公募では多くの場合計画認定申請と助成事業への申請を同時に受け付けることが多いのです(現に直前のサポインはそうでした)。
しかし現在公募中で1月10日締切りの次の3つの事業 については少し様子が違うようです。
- 平成23年度新事業活動促進支援補助金
- 農商工等連携対策支援事業
- 地域資源活用新事業展開支援事業
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平成23年度新連携支援事業
公募要領には3つともしっかり「事前に認定を受けた事業の代表者」と明記されていて、これから計画認定申請を提出する場合は対象外です。
察するところ、これまで計画認定は取得したものの、今年度の助成事業の選には落ちた企業への救済を目的としているように見えます。
なので、これに該当する企業にはチャンスですが、あまりその数は多くないと思われます。
関連している省庁は経産省と農林省ですが、お役所内ではほぼ事業ごとに担当課が違っているので、これらの事業の担当課が何とか今回の補正予算で自分たちの懸案を一掃したいとの思いがあったのかもしれません。
本記事は2011/12/20時点での情報です。状況は刻々と変化しますので、必ずその時点での最新情報をご確認ください。
季節の俳句
冬の水 一枝の影も 欺かず (中村 草田男)
ピンと張りつめて済んだ冷気が、すべての自然から曖昧な影を奪ったような朝の景色でしょうか?「身が引き締る」感覚を十七文字で表しました。
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