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第2次ものづくり補助金はいつ?

2018/07/30

今回のテーマはものづくり・商業・サービス経営力向上支援補助金(ものづくり補助金)の2次公募の時期等に関する情報です。

(ご参考:「平成29年度補正ものづくり・商業・サービス経営力向上支援事業」(1次公募)


4月27日締切の1次公募の結果が7月2日に発表されましたが、発表の少し前から2次公募が行われるとの噂が流れていました。公募開始時期は結果発表直後とする情報もあったのですが、7月下旬の今となっても一向に公募が始まりません。

そこで、事務局関係者他から改めて情報を集めました。遅れている原因はやはり西日本豪雨が影響しているようです。200人を大きく超える死者行方不明者を出したこの豪雨は、先日激甚災害に指定されましたが、補助金の公募がこの災害への対応の影響を受けて遅れているとのこと。

ただ、今のところ2次公募を中止する様子はなさそうです。8月初旬には2次公募が始まるとの情報もあります。

ところで多くの補助金では、1次公募が一番採択率が高いという結果になっていますが、2次公募が行われた場合1次公募と比べて難易度(採択率)は上がるのか?上がるとすればどの程度か?というのは気になります。これまでの弊社の経験と勘で、大胆予想をしてみます。

採択率は予算枠に対してどの程度応募者数があるかという比率が最も影響します。そこで1次公募の結果から2次公募のための予算の残高を予想します。

まずは1次公募で消費される予算を予想します。

発表された1次公募の採択件数は9581件。補助金上限枠は1000万円ですが、上限500万円の「小規模枠」もあるため、1件当たりの平均額を少し厳し目に見て750万円と仮定します。とすれば1次公募で消費される予算額は約720億円。

ものづくり補助金の年間総予算枠は1000億円なので、この場合の予算残額は約280億円程度と思われます。この予算であれば、やはり1件平均750万円と仮定して採択者数は約3700件

次にどの位の応募者があるかですが、さらに大胆に1次公募の落選者数7,757の7割、新規応募者は1次公募の総応募者数17,275の20%と見て約8,900件。従って採択率は約40%ということになります。

果たしてこの予想は当たるでしょうか?お気づきの通りあまり根拠のある数値ではありませんが、それほど大きく狂うとも思えません。とすれば、まもなく始まる2次公募の難易度が、1次公募と比べて極端に高くなるとも思えません。

既に何件か2次公募への応募についてご相談も受けていますが、あまり心配することもないであろうと考えられるので、どんどん準備を進めてください。

本記事は2018/07/30時点での情報です。状況は刻々と変化しますので、必ずその時点での最新情報をご確認ください。

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