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ものづくり補助金、2次公募は短期決戦

2019/08/20

公募予告から、先週中にものづくり補助金の第2次公募が始まると読んでいたのですが、公開は19日(月)の午後になりました。おかげで月曜日に予定していたこちらのブログも1日遅れの公開となりましたが、公募要領を見て「なるほど。時間がかかりそう」と納得。これまでの内容から大きく変わっています。

大きな変更点は2点あり、共に結構センセーショナルなので今回はその解説をします。実は2点とも公募要領の2ページ目にその内容がほぼ集約されています。

まず、とうとう100%電子申請のみの受付となりました。インターネット環境のない離れ小島などをのぞき、紙での申請は認められないとのこと。申請はこれまでの電子申請でも使われていた「ミラサポ」という中小企業庁が運営するポータルサイトからのみ受理されます。

「ミラサポ」には、すでにメンバー登録されている方も多いと思います。中には「何それ?」という方もおられるかもしれませんが、ここでミラサポの詳しい説明をするスペースはないので詳細は割愛します。

「ミラサポ」は、一言でいえば、中小企業庁がインターネット上で中小企業向け支援情報を集約する目的で構築したものです。怪しいサイトではないので、補助金申請を予定されている方は、早めのメンバー登録をお勧めします。

どのように申請するかについては、公募要領2ページの前半部分にかなり分かり易く書かれており、詳細については電子申請マニュアルに準じて行うよう記載されています。

要約すれば、補助金の電子申請をするためには、ミラサポのメンバー登録の後、ものづくり補助金申請のための「電子申請システム」への登録が必要ということ。とは言え、慣れていない人には大変かもしれないと思い、ざっと電子申請マニュアルに目を通してみました。

4月に公開されていた前回(第1次公募)のマニュアルとくらべてみると、全体の構成が分かり易く改善されており、各ページの上部のマークで全体の中の位置付けが一目でわかるなどの工夫もあって、慣れていない方でも早めに読み込めばあまり心配なさそうです。

そしてもう一つは、事業期間の短さです。これは公募要領の2ページ目の中段にあります。採択発表予定が10月末となっていますが、採択者発表後のアナログな手続きもあり、正式発注が可能となる交付決定日は11月末頃になるかもしれません。

申請のタイプは一般型、小規模型(設備投資のみ)の2タイプだけですが、事業完了期限は共に2020年1月末。つまり補助対象となる設備については正式発注から支払いまで2か月しかありません。しかもその間に年末年始のお休みも入ります。

例えば、金属加工やプラスチック成型などの生産用設備は、通常、半年近い納期が必要であり、2か月で納品するのは、通常は不可能です。もちろん、交付決定日以前に発注しては、補助金の対象になりません。

これについて、公募要領2ページの該当部分には「発注、納入、検収、支払等のすべての事業手続きが完了(中略)できる予定の方が応募申請の対象」と書かれており、前述のような、納期が間に合わないことが明らかな機械設備等は「対象外です」と明言しているようなものです。

そこで、納期的に危ない機械設備については、予め機械メーカーとの調整が必須となります。人気の高い製品の場合、補助金申請とは別に機械メーカーを相手とした他の申請者との競争となる可能性もあります。

なかなか大変ですが、申請を計画されている方は電子申請の準備と並行して、設備の選定やメーカーへの見積依頼など、早め早めの準備が必要です。

季節の俳句

てにをはを省き物言ふ残暑かな(戸恒 東人)

「残暑」というより「酷暑継続」のほうがぴったりきそうな天候ですが、句は単語を並べるだけで精いっぱいという気持ちが伝わります。暑さの中にも気温とは別の秋の気配が感じられる、本来の「残暑」が来るのはもう少し先のようです。

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