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CO2排出量半減に向けた超大型助成金
2009/02/02
前回までの「エネルギー使用合理化技術戦略的開発」が、名前を「省エネルギー革新技術開発事業」と変え、新しい事業として平成21年度の公募が始まりました。
フェーズが「事前調査」から「実証フェーズ」までの5つに分けられており、研究開発の内容に合わせてフェーズを選ぶ必要があります。ここで「事前調査」のみ上限が1000万円ですが、それ以外は年間予算が最低1億円、最高の「実証フェーズ」では年間5億円という超大型予算です。
また公募対象は日本国内に研究開発拠点を置く企業、大学、独立行政法人とされており、中小企業の枠が外されているため、実際には国際的に通用する抜きんでた技術開発力に基づくハイレベルなテーマでないと採択は難しいと思われます。
しかし、温室効果ガスの排出量を2050年までに半減させるという、「Cool Earth」の記事にあるロードマップ等で、日本の国がこの課題にどのように立ち向かおうとしているのかが読み取れるので、環境問題に関心がある方には、応募の是非に関わらず興味深い情報ではないかと思います。
立春の頃の好きな一句です。
本記事は2009/02/02時点での情報です。状況は刻々と変化しますので、必ずその時点での最新情報をご確認ください。
季節の俳句
雪とけて 村いっぱいの 子供かな (小林一茶)
「村いっぱいの」の一語で、元気いっぱいの子供たちの様子とそれを眺める一茶の笑顔が浮かんできます。
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