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ゆるキャラ、映画、工芸品。海外PRへの支援

2018/12/03

今回は、経済産業省予算ながら少し目先の変わった補助金をご紹介します。特定非営利活動法人 映像産業振興機構(略称VIPO)による「クリエイター等の海外挑戦支援事業」です。

実はこの事業、応募期間としては今年の4月5日から来年の1月31日まで、事業完了期限は来年の2月28日なので、事業期間的には今の時点で7割方過ぎてしまっています。

しかも、公募要領には「予算がなくなり次第終了します」と書かれているのですが、事業説明会の予定が12月末まで予定されていて、今も受付中なのです。もしやと思って事務局に電話してみたのですが、「是非説明会にご参加ください」とのことでした。

個人的な意見ですが、予算がかなりあまっていると思われます。そこで、この種の支援にご興味ある方のために、残り期間も少ないにも関わらずお知らせすることにしました。

この補助金は、平成29年度補正予算による「クリエイターを中心としたグローバルコンテンツエコシステム創出事業費補助金」という、とてもとても長い名前の予算で行われる事業の一つです。

事業名だけ見ると「クリエイターによるグローバルなコンテンツ創出を支援する」事業と読んでしまいそうですが、そうではありません。制作費は支援の対象外であり、既に出来上がっているコンテンツを海外で売り出すための支援と考えてください。

正確に言えばある程度の知名度や実績があるクリエイターが製作した映画、音楽、ゲーム、出版、キャラクター他の日本製コンテンツを、海外に売り込むための取組を支援しましょうという事業です。

つまり、タイトルの響きに関わらずクリエイター本人を直接支援するのではなく、クリエイターのコンテンツに対するマーケティングやプロモーションを行う法人や自治体等が補助の対象者になります。

具体的な経費としては海外旅費や広告宣伝費、イベント出展費やスタッフの労務費などが対象です。1社あたりの上限額が2000万円、補助率1/2、もし複数の企業が連名で応募すればその社数倍となるので、結構使い出がある支援事業ではないでしょうか?

また、クリエイターのコンテンツを支援する事業だけあって、公募サイトには公募要領の内容をYouTubeの動画で解説(文章を読み上げるだけという単純さはご愛敬ですが)したり、応募申請が100%ウェブサイトへの入力で完了できたりと、それなりに進んでいます。

例えば、地域の作家による民芸品や工芸品などをヨーロッパの展示会に紹介したり、新人監督の映画を国内より先にアジアのマーケットに紹介したりといった用途にも使えると思います。何とかしたいコンテンツをお持ちの方は是非ご検討ください。

季節の俳句

暗黒や関東平野に火事一つ(金子 兜太)

去る2月に亡くなられた兜太先生は、正直言ってあまり得意ではありません。戦後生まれの身には、あの戦火の焼け跡の焦げ臭さをそのまま引き摺っているような句は心に響くものの、少し重たいのです。この句も同じ匂いがします。でも懐かしくもあります。

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