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狙うなら今!年度末の連携助成金
2013/10/28
たまたまこの時期ご紹介する適当な公募が無いので、来年の3月前後の募集が予想される「新事業活動・農商工連携等促進支援補助金」をご紹介します。前回の「福祉用具実用化開発推進事業」同様少し先の公募ですが、「早めに準備しましょう」という前回と事情が違って、今回は「今から準備しないと間に合わない」という補助金です。
この事業は、3つの補助金事業で構成されており、補助対象者や対象分野はかなり違いますが、いくつかの共通点を持っています。3つの補助金事業とは
「新連携」の例:茨城の石材メーカーと神戸の環境素材メーカーが連携し、再生した廃コンクリートによる透水性・保水性に優れた屋外用ブロックの開発と事業化
「地域資源」の例:銚子のテーマパークによるに観光・農産物・染物等の地域資源を組み合わせた観光プログラムの提供
「農商工連携」の例:都内の中小企業と静岡県の森林組合が連携して行う、伊豆で育つ日本古来の香料植物を利用した商品群の開発・販売と地域振興
そしてこれらの共通点とは
- すべて事前に事業計画の認定申請が必要であり、計画が認定されないと補助金に応募できない。
- 認定計画の窓口が中小企業基盤整備機構であり、指導を受けながらて計画のブラシアップを求められ、どれも認定を貰うまでに少なくとも3か月以上の時間が必要である。
*認定計画を取得するまでの段取りはどれも似ているので、参考として農商工連携のスキームと支援内容を示します。
- 3つとも計画認定の申請はいつでも可能。ただし認定審査は同時に行われ(平成25年度は3月と10月の2回)、補助金公募も同じ時期。(平成25年度は3月の1回)
- すべて補助金の上限が3000万円、補助率2/3となっている
(ただし、ここだけの話ですが「新連携」だけはここ数年予算が削られ続け、来年度は無いかもしれないという噂もありますのであまり期待しないでください。)
本記事は2013/10/28時点での情報です。状況は刻々と変化しますので、必ずその時点での最新情報をご確認ください。
季節の俳句
水底の 岩に落ち着く 木の葉かな (内藤 丈草)
この句の情景は秋、渓流、清涼な空気、快晴の下の木陰、と言った条件が満たされないと成立しません。従って10月には最適ですが、今年は台風のお蔭で月末まで待たされました。今年のような気候が一時的なものであるよう祈ります。
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