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助成金3000万円で福祉用具分野にチャレンジ
2013/10/15
NEDOによる「福祉用具実用化開発推進事業」の平成25年度第2回公募が行われています。
締切は10月25日。「なので急ぎましょう」、というご紹介ではありません。プログラム開発やものづくり系の事業をされている方に、少し腰を据えて新製品・新サービスの開発をしてみませんかというご提案です。
この助成金は、こちらでご紹介している通り補助率2/3で年間あたりの上限金額1000万円、最長3年。つまり3年で4500万円をかける開発に3000万円まで助成する事業です。
「腰を据えて」というのはまず、付加価値が高いにも関わらずマーケットが小さいため大手の参入が少ない福祉用具分野に、政府の補助を使って時間をかけて参入するチャンスであるという事です。
次に「福祉用具法」に基づくこの助成事業は、平成22年以降下表のように定期的に公募が行われ、しかも毎年その事業性に関する評価(高齢化社会での福祉用具ニーズ分析と今後の開発方向性に関する検討)も併せて行っています。
今後も当分の間は同じ間隔で公募が行われ行くことが予想される助成事業の一つです。今から「腰を据えて」次回の公募の準備をしても無駄にならないと考えます。
もし興味が湧いたという方がおられたら、NEDOが「採択事業一覧」という結構使える資料を提供しています。例えば今年4月公募で採択された事業一覧を見ていただけばおわかりの通り、事業内容がかなり具体的に書かれていますので、自社の技術がどの様な福祉用具に応用できるか考えるヒントになるのではないでしょうか?
NEDOの助成事業紹介ページは検索機能があるので、「福祉用具実用化」などで検索していただければ簡単にこの事業だけピックアップすることができます。ご興味ある方は是非一度覗いてみてください。そしてついでにe-Radの登録もしてしまいましょう。
本記事は2013/10/15時点での情報です。状況は刻々と変化しますので、必ずその時点での最新情報をご確認ください。
季節の俳句
コスモスの 押し寄せてゐる 厨口 (清崎 敏郎)
道端に咲くコスモスは可憐で少し距離がありますが、自宅のくりや口に並ぶコスモスは親戚の若い娘たちが押しかけてきたときのような鬱陶しさと親しみを感じます。作者もそう思ったかどうかわかりませんが、おもしろい句です。
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