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おまけ的助成金

2013/11/11

今の時期は新規の公募案件が少ないこともあり、来年公開される確率が高い助成事業への準備をお勧めしていますが、今回も来年1月には公募が始まる予定の「市場開拓助成事業」をご紹介します。ただし、これは都内限定となりますのでご了承ください。助成金上限は300万円、助成率1/2です。( 前回分要領はこちら

もっともこの種の「市場開拓支援」型助成事業は他の道府県でも多くみられますので、都以外の自治体については個別に確認していただくと見つかるかもしれません。あなたの本社がある道府県について確認してみたい方は、リンク集をご用意していますのでこちらからどうぞ。

東京都中小企業振興公社(公社)が行う助成事業がいくつかあり、その多くは5~10倍以上の競争率となるのですが、この「市場開拓助成事業」はかなり高い確率で採択されます。なぜなら、次のような応募資格が求められているためです。

まず、公社が実施しているいくつかの助成金のどれかに採択された企業であること、または経営革新計画の承認企業や事業可能性評価他の対象で評価が高いと認められた企業であることです。

次に名前の通り「市場開拓」を「助成」する事業であるため、応募者の国内外の見本市への出展小間料、出展に付随する経費及び新聞・雑誌に掲載する広告費の一部を支援する内容であり、技術開発内容や事業化そのものの優劣を競う内容ではないという特徴があります。

審査基準をみても、「資格審査・書類審査・面接審査」があること、また「評価基準は企画内容・優秀性・ 市場性・必要性・効果予測」とされていますが、要は文章力と面接時の応対力が決め手となります。

既に事業性や製品・サービスとしての優秀性を公社自身が認めた企業が応募し、その企業の市場開拓を支援する助成金なので、公社としてもできるだけ多くの応募者が採択できるよう環境を整えているということです。

ですのでこの助成金は、「中小企業ファンド」他の公社が行う助成金や、経営革新計画承認他の事業評価をクリアした企業につく「グリコのおまけ」と考えてください。

もしも該当する企業でありながら「えっ、そうだったの」と思った方はすぐに準備を始めてくださいね。

本記事は2013/11/11時点での情報です。状況は刻々と変化しますので、必ずその時点での最新情報をご確認ください。

季節の俳句

みな大き 袋を負へり 雁渡る(西東 三鬼)

実は三鬼の句は自虐的な感じがして苦手なものが多いのですが、この句だけはどことなく共感します。秋から冬に移ろう季節の中で、他者を見る目に暖かさを感じるからでしょうか。

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