正月明けの動きに注目
みなさま明けましておめでとうございます。本年も全力で補助金獲得のご支援に傾注しますので、宜しくお願いいたします。
補助金と言えば、昨年末の選挙では与党が2/3以上の議席を確保してどのような法案でも通せる体制となり(個人的にはもう少し野党が強くなって貰わないと困るという感想ですが)、各省庁の予算計画が通り易くなるため、補助金に関する情報も前出しされ、見通しが利く年となるのではと期待しています。
実は年末にも26年度補正予算による具体的な補助金事業の予告がでるかと期待していたのですが、残念ながらそこまでには至りませんでした。ただし、首相官邸から27日付で「地方への好循環拡大に向けた緊急経済対策」(案)という文書が公開されました。今年度補正予算の骨子かと思われます。
今回は新年のご挨拶が目的なので、長くならないよう企業向けの補助金に関係ありそうな施策だけご紹介します。
まず、「具体的な施策」として示された「I.現下の経済情勢等を踏まえた生活者・事業者への支援」では、「エネルギーコスト対策」の中に省エネルギー設備の導入や燃料電池、革新的再生可能エネルギーなどの言葉が多く使われており、この分野での補助金が準備されているようです。省エネ設備の開発や最新機種の販促を狙うメーカーにも、省エネ設備の導入を検討されているユーザーにもチャンスです。
次に「II.地方が直面する構造的課題等への実効ある取組を通じた地方の活性化」の分野に「中小企業・小規模事業者等の支援」としてお馴染みの「ものづくり・商業・サービス革新事業」や「創業・第二創業促進補助金」が含まれており、昨年からの路線を踏襲する補助金が予定されているようです。
またこの分野には「観光業の振興」や「地域の魅力の情報発信」などのキーワードが含まれており、海外マーケットに対するインバウンド・アウトバウンド両方向を支援する考えかと思われます。
もうすぐ2015年の通常国会も召集される予定です。与党が強いこの状況では補助金の予告も正月明け早々から公開されるかもしれません。「ものづくり・商業・サービス革新事業」などについては2月公募がほぼ固まったとの噂もあります。「今年こそ補助金を活用して社業発展を」と考えておられる社長さんはご期待ください。
季節の俳句
酒もすき 餅もすきなり 今朝の春 (高濱 虚子)
何のひねりもない句ですが、左党の私としては朝からお屠蘇をいただける嬉しさに大いに共感しました。
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